スキルアップを目指すトラックドライバー資格「玉掛作業者」の汎用性と難易度

スキルアップを目指すトラックドライバーのための資格の一つとして、玉掛作業者というものがあります。

トラックドライバーというのは現在ではどちらかというと不足している業界であることは間違いありませんが、給料という意味では他の業界に比べて決して優位性があるとは言えません。

そのため、単にドライバーでいるだけではなく、ドライバーに関連した資格を取得することによりスキルアップ、ひいては給料のアップが大いに見込めるのです。

この玉掛作業者というのは建設業や鉄鋼業では絶対に必要とされるものです。

とはいっても、この業界のことをよく知っている人でもなければ、玉掛作業といってもどういう作業のことか全く想像もつかないということが多いのではないでしょうか。

玉掛作業とは、クレーンのフックに荷物を掛けたり、逆にクレーンのフックから荷物を取り下ろしたりする作業のことです。

こういうと、どんな人でも見たことくらいはあるでしょう。

ビルなどの建設現場では日常的にクレーンによる荷物の吊り上げや移動が行われています。

この作業はどんな人であってもできるものではなく、玉掛作業者という資格を持っている人しかできないのです。

ちょっと考えてみればこれは明らかでしょう。

建設現場などで使われるクレーンは非常に大型のもので、吊り上げられる荷物についても鉄骨など重さがトン単位になるものも珍しくありません。

もし、いい加減な方法でこれらの極めて重い荷物が吊り上げられていて、例えば途中でワイヤーロープが切れたり、荷物がバランスを崩して落下したりするとどういうことになるか、考えただけでもぞっとします。

そのような事故を未然に防ぐために、クレーンのフックに荷物を掛けたり下ろしたりする作業には資格が必要とされているのです。

なお、これはクレーンそのものの操縦免許とは別物です。

汎用性についてですが、トラックで運んだ荷物を、次は作業場内でクレーンで運ぶというシーンは非常に多いことでしょう。

そういう意味では汎用性というか、トラックの仕事とは非常に親和性がある仕事と言えます。

せっかく取っても、日常の業務の中で発揮する機会が少ないのではあまり意味がありませんが、おそらくそういうことは少ないでしょう。

難易度に関してはもちろんその人の理解度にもよりますので一概に物を言うことはできませんが、標準的な講習時間としては10数時間程度であり、さほど長いトレーニング期間を必要とするものではありません。

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