キツそうだけど欠かせない!トラックドライバーの誇りとやりがい

キツそうだけど欠かせない!トラックドライバーの誇りとやりがい

クロネコヤマトのセールスドライバーが超過勤務をしており、それが常態化していたことが社会問題となり、会社側は残業代を過去にさかのぼって支給する等、働き方改革に力を入れています。

これはトラック業界では氷山の一角で、他の会社のドライバーも同じような思いをしている人は多いです。

またトラックのドライバーは割り当てられた荷物を配り終えないと仕事を終えられないという意味で、きつそうと思われるかもしれません。

しかし、実際にはやりがいを感じる仕事でもあります。

例えば、荷物をお客様のところに運ぶと、そのお客様がインターネット等で買った商品であれば、その到着を非常に楽しみにされていますので、配達すると、玄関まで笑顔で小走りで出てきて、荷物を受け取られます。

その時、「私、この商品が早くほしかったの。ありがとう」と声をかけて下さる方もいて、自分自身がサンタクロースになった気分になることもあります。

またトラックのドライバーは自分で仕事の段取りをして黙々とこなしていくことができるので、同僚とコミュニケーションをとるのが苦手な人でも、営業所でトップの成績をおさめる等、自分の苦手な部分を逆に長所として活かし、仕事ができるので、自分に誇りを持つことができます。

確かに、大きくて重い荷物などもありますが、台車を使う等することで、スムーズに運ぶことができます。

またそのような荷物でも、「この荷物の中にお客様の夢が詰まっている」と発想を転換することで、お客様が喜んで下さる顔を思い浮かべて運ぶことで、スムーズに仕事が進みます。

さらに、私は遠距離で荷物を運ぶことが多いのですが、トラックを走らせながら、その地域の風土や文化、自然環境を自然と楽しむことができ、仕事で遠方まで行きますが、実際には旅行気分になることも多いです。

特に昼食等は地域のB級グルメ等を低廉な価格で満喫することができ、非常に満足しています。

また、荷物を届けた先の地元の人に「公共の温泉」といった地域の人しか知らない秘湯を教えてもらい、湯船につかっていると運転してきた疲れがすっきりとれます。

仕事をしながら、小旅行気分を味わえるのはトラックドライバーならではの魅力です。

最後に、物の流通が激しい現代社会を支えているのは、トラックドライバーであるという自負があります。

良いものがあっても、それを求める人に届かなければ意味がないだけでなく、経済そのものが成り立たちません。

そのような意味で、現代社会を支えているのは僕たちドライバーだというやりがいを感じます。

今さら聞けない普通自動車免許と二種免許の違い

今さら聞けない普通自動車免許と二種免許の違い

普通自動車免許を取得していれば、日常生活をするうえで何のしい用も不便もありません。

普通指導者免許を持っていれば、宅配ドライバーや小型車両を利用して配送業務などを行うこともできます。

一般的に普通自動車免許といわれる免許が第一種運転免許と呼ばれ、それとはまた別に、第二種運転免許というものがあります。

第一種と第二種の違いは何でしょう。

大きな違いは「人、すなわちお客様を乗せて運転することが可能かどうか」という点にあります。

二種免許を取得することで、タクシーや小型送迎車両を運転することもできます。

そのため二種免許取得資格にはそれなりの高いハードルが用意されています。

ドライバーとしての経験年数や、視覚や聴覚、識別の判断や反射神経など、より高い身体的な能力も求められます。

免許の取得方法にはいく通りかありますが、お金も時間もかけたくない場合は、直接試験場にいって一発合格を目指すという方法が一番手っ取り早いですが、本番に弱い方にはかえって時間がかかってしまうかもしれません。

堅実なのは自動車学校に通い、決められた時間の実技と検定試験を受けて卒業する方法でしょう。

この場合、そこそこの時間とお金がかかりますので、どうしても二種免許、そして職業ドライバーを、という方には、タクシー会社などに就職して、そこで合宿方式で短時間に免許を取得するという、しかも費用は会社持ちでという、願ったりかなったりの方法もあります。

人それぞれですが、自分の懐具合や能力に合わせて、免許取得に挑戦してみるのがいいかもしれません。

苦労のかいもあって、運よく晴れて二種免許を取得された暁には、明るい未来が待っているはずです。

普通自動車免許の場合多くの人が持っている分、身分証明書程度にしか思われません。

それでも二種免許を所有して、職業ドライバーとして経験を積んでいけば、より条件のよい職場へとスキルアップも可能です。

いまひそかに、業績を伸ばしている職種として、お葬式全般を取り仕切る葬祭業がありますが、そこで使われる霊柩自動車の運転にも二種免許が必要です。

最近では特定のエリアだけを回る福祉バス(小型)、介護タクシーや有料老人ホームの車両などの運転手としても必要とされるこの頃です。

数ある資格や職種の中で、もっとも一般的に密接していながら高度な技術と安全を求められる、免許なのです。

職業ドライバーという職業の間口は広いですが、プロドライバーとして信頼されるのが二種ドライバーなのです。

ドライバー不足が問題視されている現代

ドライバー不足が問題視されている現代

物流の世界でドライバーが不足している原因は大きく2つあります。

まずインターネット通販の発達により物流量が増えたことが挙げられます。

2000年代を通してインターネットは世界的に普及しました。

日本も例外ではなく、90年代や2000年代初期は一般家庭でインターネットを使用している事例は少数派でしたが現在ではごく一般的なインフラとなっています。

インターネットの急速な普及と通販サイト利用者の爆発的な増大は物流量を増大させ、既存の物流網に大きな負担となりました。

またインターネットサイトによる通信販売は、送料が安いことでも知られています。

各物流会社では物流量は増えるものの利益が少ないため、ドライバーの人件費を上げることが難しいという問題を抱えていました。

そのため物流会社の中にはインターネットの通販サイトからの商品輸送の依頼を断る事例も見られます。

ドライバー不足を解消できなければ、一般的な荷物の輸送にも支障が生じるため通販サイトからの依頼を断るというのも無理のないことです。

かつては100円程度の小さな買い物でも送料無料サービスを提供していた大手通販サイトでは、送料を値上げしたり一定額以上の購入の場合にだけ送料を無料とするようになってきています。

それでも物流業界にとって料金が安く荷物量が膨大であるという点に変わりはありません。

各物流会社は慢性的なドライバー不足に悩まされています。

また各物流会社でドライバーが不足している問題の原因はインターネット通販サイトの発達だけではありません。

日本は長い間経済的な不況が続いてきましたが小売業や飲食業、製造業など様々な業種でコストの削減が図られました。

人員削減などによる人件費の削減の他に物流にかかる輸送費の削減なども行われたため、最終的に物流会社にしわ寄せがくることになります。

売上を伸ばすことが難しい時代において各業種とも一定の値下げをすることが求められます。

近年日本の物価は低下し、いわゆるデフレーションと呼ばれる状態が続いてきました。

物流会社は小売業や飲食業など様々な業界を下支えする存在ですが、それらの業種において商品やサービスの値下げが続く中で売上を伸ばすのは困難です。

そのため物流会社でも利益を確保するためにサービスの料金を値下げせざるを得ません。

物価が下落するデフレーションの時代には給料を上げることができず、物流会社のドライバーも不足することになります。

物流業界のドライバー不足の問題を解決するには、ドローンなどの新技術を活用することによる物流網の効率化が必要です。

また日本政府には、積極的な財政政策を行うなどによりデフレーションからの脱却を図ることが求められます。